エスプール---第1四半期決算は売上高20.5%増、経常損益が黒字転換
エスプール<2471>は4日、2017年11月期の第1四半期連結決算を発表。売上高が前年同期比20.5%増の24.57億円、営業利益が0.46億円(前年同期は0.10億円の利益)、経常利益が0.45億円(同930千円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.33億円(同0.08億円の損失)だった。
求人数が高止まりした雇用情勢を背景に人材派遣サービスが大きく拡大したほか、稼働農園数が増加した障がい者雇用支援サービスの売上が堅調に推移。利益面においては、コーポレート部門強化のために人件費を中心に販売費及び一般管理費が増加したものの、人材派遣サービスや障がい者雇用支援サービスの増収による効果や、利益率が大きく改善しているスマートメーター設置業務により、営業利益が増加した。
17年11月期通期については、売上高が前期比17.2%増の108.24億円、営業利益が同14.8%増の5.83億円、経常利益が同15.0%増の5.71億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.0%減の3.34億円とする期初計画を据え置いている。人材ソリューション事業を始めとする主力事業の需要見込みに現時点での顕著な変化はなく、期初方針にも大きな修正がないため、16年11月公表の水準になるとしている。
《TN》
提供:フィスコ