日本精工が急伸し昨年来高値、大和証券は「1」へ2段階引き上げ
日本精工<6471>が急伸。株価は一時、前日に比べ7%高に買われ昨年来高値を更新した。大和証券は14日、同社株の投資判断を「3(中立)」から「1(買い)」へ2段階引き上げた。目標株価は800円から2000円に見直した。同証券では、「来期には過去最高の営業利益(16年3月期895億円)を更新し、1000億円台の大台が視野に入る」と指摘している。具体的には、17年3月期の連結営業利益は会社計画650億円に対し620億円にとどまるが、18年3月期は1000億円、19年3月期は1070億円を予想している。産業機械向け軸受需要の反転が見込めるほか、自動車関連事業の想定以上の収益性改善が収益を押し上げる。特に、小型工作機械や建機での復調が顕著であり、精機製品も半導体業界向けの伸長が寄与する、とみている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)