セイコーHDが大幅反発、10~12月期営業増益で業績底入れ期待強まる
セイコーホールディングス<8050>が大幅反発。14日の取引終了後に発表した第3四半期累計(16年4~12月)連結決算は、売上高1910億5800万円(前年同期比16.6%減)、営業利益56億3000万円(同58.7%減)、純利益6億3200万円(同95.0%減)と大幅減益となったものの、10~12月期では営業利益は9%増となっており、足もとの業績底入れ期待から買いが入っているようだ。
第3四半期累計では、インバウンド需要の悪化でウォッチ事業が減収となったほか、円高の影響で電子デバイス事業も苦戦したという。ただ、これらは織り込み済みとの見方が強く、決済端末などのデータサービス事業やホームセキュリティー向けのモバイルソリューション事業などが好調に推移したシステムソリューション事業の好転や、円安による電子デバイス事業の収益改善への期待が強いようだ。
なお、17年3月期通期業績予想は、売上高2600億円(前期比12.4%減)、営業利益50億円(同62.4%減)、純利益30億円(同75.3%減)の従来予想を据え置いている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
第3四半期累計では、インバウンド需要の悪化でウォッチ事業が減収となったほか、円高の影響で電子デバイス事業も苦戦したという。ただ、これらは織り込み済みとの見方が強く、決済端末などのデータサービス事業やホームセキュリティー向けのモバイルソリューション事業などが好調に推移したシステムソリューション事業の好転や、円安による電子デバイス事業の収益改善への期待が強いようだ。
なお、17年3月期通期業績予想は、売上高2600億円(前期比12.4%減)、営業利益50億円(同62.4%減)、純利益30億円(同75.3%減)の従来予想を据え置いている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)