アクセルマークが一時１４％高、「ワクサガ」順調で第１四半期業績は計画上振れ

　アクセルマーク<3624>が大幅反発し、一時、前週末比１６５円高の１３２６円まで買われている。前週末３日の取引終了後、集計中の第1四半期（１６年１０～１２月）連結業績について、売上高が従来予想の１０億円から１０億３３００万円（前年同期比６５．３％増）、営業損益が１５００万円の赤字から４２００万円の黒字（前年同期１７００万円の赤字）へ、最終損益が１９００万円の赤字から４０００万円（同３３００万円の赤字）へそれぞれ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。

　「ワールドクロスサーガ　―時と少女と鏡の扉―」が、前四半期に実施した大規模プロモーションの効果で売り上げが順調に推移したことに加えて、広告事業の「ＡＤｒｏｕｔｅ」も新規媒体の獲得が進み、売上高が計画を上回ったことが上振れの要因。また、人員計画が予想を下回ったことで人件費が減少したことや、モバイルゲーム事業の広告宣伝費が計画を下回ったことなども貢献したとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）