グリーが大幅反発、上期最終利益の上振れ着地と3ミニッツ子会社化を発表
グリー<3632>が大幅反発となっている。2日の取引終了後に発表した第2四半期累計(16年7~12月)連結決算が、売上高302億5500万円(前年同期比19.2%減)、営業利益40億4400万円(同51.8%減)、最終利益127億300万円(同2.6倍)となり、従来予想の最終利益115億円を上回って着地したことが好感されている。
「消滅都市2」の大規模アップデートの効果や、海外では10月に取得した「DragonSoul」の好調などネイティブゲームが伸長し、10~12月の売上高は153億円と4年ぶりの増収を果たした。ただ、7月からの累計では有力タイトルの売却や既存タイトルの減衰もあり、ネイティブゲームのコイン消費が減少。また、利益率の高いウエブゲームのコイン消費も減少し減収となった。
一方、利益面では、「DragonSoul」取得に伴う償却負担の増加や広告宣伝費の投下が利益を圧迫し営業利益は大幅減益となったが、為替差益の計上や、子会社株式の譲渡に伴い過去に計上した関係会社評価損や貸倒引当金繰入額が税務上認容される見込みとなり、法人税等が減少し、最終損益は大幅増益となった。
なお、同社は第3四半期累計(16年7月~17年3月)の業績予想のみ開示しており、売上高456億円(前年同期比15.9%増)、営業利益52億円(同56.7%減)、純利益130億円(同2.0倍)を見込んでいる。
また同時に、ファッション動画メディア「MINE BY 3M」を運営する3ミニッツ(東京都渋谷区)の全株式を9日付で取得し、子会社化すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っているようだ。なお、取得価額は約43億円で、17年6月期業績への影響は軽微としている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
「消滅都市2」の大規模アップデートの効果や、海外では10月に取得した「DragonSoul」の好調などネイティブゲームが伸長し、10~12月の売上高は153億円と4年ぶりの増収を果たした。ただ、7月からの累計では有力タイトルの売却や既存タイトルの減衰もあり、ネイティブゲームのコイン消費が減少。また、利益率の高いウエブゲームのコイン消費も減少し減収となった。
一方、利益面では、「DragonSoul」取得に伴う償却負担の増加や広告宣伝費の投下が利益を圧迫し営業利益は大幅減益となったが、為替差益の計上や、子会社株式の譲渡に伴い過去に計上した関係会社評価損や貸倒引当金繰入額が税務上認容される見込みとなり、法人税等が減少し、最終損益は大幅増益となった。
なお、同社は第3四半期累計(16年7月~17年3月)の業績予想のみ開示しており、売上高456億円(前年同期比15.9%増)、営業利益52億円(同56.7%減)、純利益130億円(同2.0倍)を見込んでいる。
また同時に、ファッション動画メディア「MINE BY 3M」を運営する3ミニッツ(東京都渋谷区)の全株式を9日付で取得し、子会社化すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っているようだ。なお、取得価額は約43億円で、17年6月期業績への影響は軽微としている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)