MDV---病院導入実績を発表。成長ドライバーの基盤となる「CADA-BOX」が大同病院で2月1より稼働
メディカル・データ・ビジョン<3902>は31日、病院向けデジタル健康ソリューション「CADA-BOX」が、社会医療法人 宏潤会 大同病院(名古屋市)で2017年2月1日より、全国に先駆けて稼働すると発表した。
「CADA-BOX」は、MDVが2016年10月より提供を開始した病院向けのソリューション。患者自身が診療情報の一部を管理・閲覧できるWEBサービス「カルテコ」と、「CADA決済」等を融合したもので、既存の電子カルテシステムと連結する仕組みだ。
今回、全国に先駆けて稼働する大同病院は、名古屋市にある約400床の病院。同院は、患者の権利の尊重、医療の質の向上、地域社会への貢献を基本方針としており、同院では今回の導入により、これまで以上に患者との強固な信頼関係を構築することが出来ると期待を寄せている。まずは「カルテコ」を稼働させ、追って「CADA決済」を稼働させる計画。
MDVは、2019年までに「CADA-BOX」を全国344の二次医療圏に導入する計画で、患者と病院にとっての利便性を高めると共に、この仕組みを介して集積したリアルタイムな診療データを活用し、さらなるビジネス展開を計画している。
《TN》
提供:フィスコ