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UMNファーマが大幅続落、16年12月期業績は計画下振れ債務超過の見込み

 UMNファーマ<4585>が大幅続落。1月31日の取引終了後、集計中の16年12月期連結業績について、売上高が従来予想の8400万円から7100万円(前の期比64.9%減)へ、営業損益が33億9100万円の赤字から35億6400万円の赤字(前の期32億700万円の赤字)へ、最終損益が34億5100万円の赤字から137億6600万円の赤字(同33億9000万円の赤字)へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ている。

 第一三共<4568>と共同研究を実施しているノロウイルスVLPワクチン「UMN-2002」の研究開発の進捗の遅れを織り込んだことに加えて、アステラス製薬<4503>から細胞培養インフルエンザワクチン共同事業契約の解約権を行使する申し入れを受けたことにより101億5600万円の事業整理損を特別損失に計上することなどが要因としている。なお、これに伴い、16年12月期連結純資産額はマイナス106億円程度と、大幅な債務超過となる見込みとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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