ビーロット---恵比寿・五反田でカプセルホテルを所有・運営する会社の子会社化を発表
不動産再生・開発事業を展開するビーロット<3452>は16日、ヴィエント・クリエーション(本社:渋谷区)の全株を株式取得し、子会社化することを発表した。
JR山手線の主要駅より徒歩3分以内の希少な立地(渋谷区恵比寿、品川区東五反田)にカプセルホテル2棟を所有・運営する企業を連結子会社化し、オペレーショナルアセットとしての不動産再生を図る計画。
ヴィエント・クリエーションは1995年7月設立、カプセルホテルの所有と運営業を行っており、2016年6月期業績は、売上高396百万円、当期純利益6百万円、総資産781百万円。社員数は27名。
同社でのM&Aは2社目となり、今後、「プライベートエクイティ投資」をテーマに新しい事業領域を図る考え。
また、同日に2016年12月期の通期連結業績予想の修正及び剰余金の配当を行うことを発表。海外投資家への日本の不動産売却が進んだことに加え、不動産投資開発事業における高収益案件が積み重なり、前回発表予想を上回る見込み。売上高は前回予想比4.1%増の117.20億円、営業利益は同20.5%増の11.74億円、経常利益は同18.9%増の8.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.0%増の5.50億円と上方修正している。当期の期末配当金については1株当たり17円としている。
《TN》
提供:フィスコ