マルハニチロが逆行高、ディフェンシブの強み発揮して新値街道
マルハニチロ<1333>が全般下げ相場に逆行して5%を超える大幅高で年初来高値更新と異彩を放っている。米5月の雇用統計発表を目前に控え、米利上げ思惑を絡め為替が変動しやすい環境にあるが、足もとは円高進行とリンクさせた仕掛け的な売りが全体相場を揺さぶっている。ただ、同社は円高デメリットを受けにくいうえ、国内や米国の経済実勢の影響も限定的というディフェンシブストックとしての強みを持つ。
17年3月期の連結業績売上高は8900億円(前期比0.6%増)、営業利益は180億円(同6.1%増)と増収増益を予想しており、PER15倍に割高感はない。信用買い残が枯れ切った状態で、信用倍率は直近5月27日申し込み現在で0.15倍と大幅に売り長であり需給関係の良さも買いを引き寄せる背景となっている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
17年3月期の連結業績売上高は8900億円(前期比0.6%増)、営業利益は180億円(同6.1%増)と増収増益を予想しており、PER15倍に割高感はない。信用買い残が枯れ切った状態で、信用倍率は直近5月27日申し込み現在で0.15倍と大幅に売り長であり需給関係の良さも買いを引き寄せる背景となっている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)