保土谷化が4連騰、有機EL関連特需期待で4年ぶり高値圏へ
保土谷化学工業<4112>が4連騰。米アップルが来年にも投入するiPhoneの表示装置に有機ELパネルを採用する方針が伝わっており、有機EL関連の装置や素材を手掛ける企業の来期以降の業績変化に期待する動きが高まっている。
そのなか同社は国内で有機EL材料の正孔輸送材を生産するほか、韓国子会社では発光材料を手掛けており、セットで販売できる強みを持っている。特に、韓国では有機EL量産で双璧であるサムスンとLGの大手2社が巨額投資に動き出しており、同社にとって大きなビジネスチャンスが潜在している。会社側では「同社が手掛けているのは有機EL素材なので、急いで生産対応を進める必然性はなく、粛々と需要の盛り上がりを待っている状況だが、営業的なアクションについては、現在進めている」(保土谷化学・経営企画室)とし、今後の有機EL特需に期待を膨らませている。
株価は220円近辺を下限とするもみ合い圏を上放れ、2012年4月以来4年ぶりの高値圏に歩を進めている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
そのなか同社は国内で有機EL材料の正孔輸送材を生産するほか、韓国子会社では発光材料を手掛けており、セットで販売できる強みを持っている。特に、韓国では有機EL量産で双璧であるサムスンとLGの大手2社が巨額投資に動き出しており、同社にとって大きなビジネスチャンスが潜在している。会社側では「同社が手掛けているのは有機EL素材なので、急いで生産対応を進める必然性はなく、粛々と需要の盛り上がりを待っている状況だが、営業的なアクションについては、現在進めている」(保土谷化学・経営企画室)とし、今後の有機EL特需に期待を膨らませている。
株価は220円近辺を下限とするもみ合い圏を上放れ、2012年4月以来4年ぶりの高値圏に歩を進めている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)