ソケッツ、今期最終を一転赤字に下方修正

業績予想及び通期業績予想について修正いたします。　なお、同日付にて「カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社との合弁会社設立に関するお知らせ」を公表しております。設立を予定している合弁会社については、関連会社となり、持分法適用会社の予定となりますが、平成26年３月期の連結業績に与える影響については、下半期であること及び両社データベース連携のための共通基盤の初期開発と一部の運用の開始が中心となる予定であるため、今期においては、その影響は軽微となりますが、本件については、中期的には業績向上に資するものと考えております。今後、業績予想の修正が生じた場合は、速やかにお知らせいたします。※上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績は、業況の変化等により上記予想数値と異なる場合があります。●特別損失の計上について　今回のカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社との資本・業務提携が確定し、今後の中長期的な成長戦略と経営資源を踏まえ、現在取り組んでいるＭＳＤＢを活用した各種サービス開発等の開発中のソフトウェアを中心に、データベース及びマーケティングエンジン開発を短期的かつ機動的に推進するため、選択と集中を積極的に実施いたしました。その結果、ＭＳＤＢを活用した一部の自社ＷＥＢサービスの終了及び一部の地域・放送関連等の開発中のソフトウェアについては、一時中断することとしました。ＭＳＤＢとの連携によるその効果が不確定であり、かつサービスにおける将来収益の見込みがないと判断したソフトウェアについてもあわせて減損を実施し、固定資産の廃棄損55百万円及び減損損失125百万円を計上いたします。また、関係会社の株式についても、短期的な事業戦略上の変更に伴い、回復可能性が不確実となったことから、関係会社株式評価損29百万円を計上することといたします。なお、当該株式については、持分法非適用の関連会社に係るものであり、連結においても、個別同様に関係会社株式評価損として特別損失の計上となります。　今後においても、「データベース・サービスカンパニー」としてデータベースを活用したその人にあった音楽、書籍、映像、又は、作品の特徴キーワードや人名によるメディア横断型等の作品の気づき、出会いを中心に提供し、データベースとそのエンジンの開発とそれらを活かしたサービスを自社オリジナル及び協業モデルにて推進して参ります。また、多くのユーザーベースを持っている協業パートナーを中心にＯＥＭ提供等やデータベースマーケティング分野への展開も図って参ります。　なお、配当につきましては、期初計画どおり１株当たり年間５円と変更はございません。