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9468 KADOKAWA

東証P
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カドカワ---3Q売上高は3.0%増、電子書籍・電子雑誌は4-12月期9ヶ月間で16年3月期年間累計に迫る利益水準


カドカワ<9468>は9日、2017年3月期第3四半期決算を発表。売上高が前年同期比3.0%増の1504.28億円、営業利益が同17.5%増の73.88億円、経常利益が同0.6%減の75.65億円、四半期純利益が同4.9%増の55.85億円となった。

Webサービス事業では自作ゲームの投稿ができるコミュニティサイトをリリース、ユーザー参加型ライブイベントなどロイヤリティ向上施策を継続しているが、「超会議2016」のコンテンツ制作費用が前回を上回ったことや、高画質化、インフラ再構築、HTML5対応のための費用が減益要因となり、売上高は前年同期比5.4%減の234.76億円、セグメント利益は同39.0%減の23.67億円となった。

出版事業においては、紙書籍の収益力の構造的な向上や、電子書籍・電子雑誌で市場規模の拡大に合わせ、紙と電子の同時発売などのサービスを充実させることで、好調を維持。事業全体でも売上高は前年同期比7.3%増の825.79億円、営業利益は同59.3%増の61.51億円で、2016年3月期年間累計に迫る水準となった。

映像・ゲーム事業においては、映画「君の名は。」の配給収入が大きく貢献したほか、アニメ作品のパッケージ販売や、海外ライセンス販売も伸張。コンシューマーゲームの販売・ロイヤリティ収入や、アプリゲームの開発受託関連収入が貢献し、売上高は前年同期比8.1%増の322.35億円、セグメント利益は同69.9%増の26.71億円となった。

その他事業には、インバウンド関連事業の準備や研究開発などの費用も計上され、売上高は前年同期比14.1%減の144.47億円、セグメント損失は7.70億円(前年同期1.45億円の損失)となった。

17年3月期通期については、売上高が前期比0.5%増の2020億円、営業利益が同34.2%減の60億円、経常利益が同43.1%減の58億円、当期純利益が同41.6%減の40億円を見込んでいる。

なお同社は2月9日の取締役会において、子会社における業績連動型株式報酬制度及びESOP制度導入を決議した。

《HK》

 提供:フィスコ

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