郵船など海運株が業種別値上がり率トップに買われる、貿易摩擦懸念後退で見直し買いの流れに
日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など大手をはじめ海運株が業種別値上がり率トップに買われている。ここ数日にわたり業種別騰落で上昇率上位を占めており、機関投資家とみられる実需の投資資金流入も観測されているもよう。米国を巡る通商問題も懸念された対中国やメキシコ、カナダなどとの貿易摩擦が落としどころを探る動きとなり、関税合戦による物流需要低下に対する思惑で大きく出遅れていた海運セクターに見直し買いが入り始めた。コンテナ船運賃やばら積み船運賃の堅調を背景に外資系証券が株価に強気の見方を示していることなども物色人気を増幅している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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