キヤノンが新値街道、デジカメ底入れに加え短期筋買い戻しによる浮揚効果も
キヤノン<7751>が3日続伸、新値街道を走る展開。相場全般は「仏大統領選の結果を受けて、主力株など指数寄与度の高い銘柄に先物を絡めた海外ヘッジファンドの買い戻しが入っている」(国内ネット証券大手)と指摘され、為替の円安も追い風に輸出大型株には有利な流れとなっている。そのなか、信用倍率が1.2倍と拮抗し日証金では株不足状態にある同社株は、需給面で浮揚効果が働いている。業績面でも東芝メディカルシステムズの買収効果に加え、デジカメや複写機両市場に底入れの兆しがみえることから、見直し機運が高まっているもようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)