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3153 八洲電機

東証P
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前日比
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業績
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100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.3 1.30 1.83 8.74
時価総額 333億円
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決算発表予定日

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八洲電機---2017年3月期は減益決算も2018年3月期は前期比31.9%の営業増益を予想


八洲電機<3153>は15日、2017年3月期連結決算を発表した。2017年3月期連結業績(2016年4月~2017年3月期累計)は、売上高が前期比3.4%減の756.62億円、営業利益が同17.7%減の15.54億円、経常利益が同16.0%減の16.87億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同44.3%減の10.07億円となった。同社は4月19日に2017年3月期業績予想を減額修正しており、決算数値はこれに沿った内容。減益決算ではあるが、期末配当は16円と従来公表通りの額(期初予想比では3円の増配)を決定している。

セグメント別では、プラント事業の売上高は前期比5.5%減の160.79億円、営業利益は同3.7%減の10.29億円。鉄鋼分野の売上高は堅調だったものの、前期にあった石油・非鉄分野の大型更新案件の反動減を補えず、減収減益となった。産業システム事業の売上高は同2.3%増の288.37億円、営業利益は同2.1%減の16.61億円。産業機械分野及び空調設備分野の売上高は堅調に推移、製薬・紙パルプ分野においては受変電設備の老朽化更新情報分野の入退出管理システムの老朽化更新が順調で増収となったものの、連結子会社における外注費の増加を補えず減益で着地した。社会インフラ事業では、運輸分野が堅調に推移したため微増収となったものの、公共分野における受注代理手数料の減少が響き、売上高は同0.4%増の143.27億円、営業利益は同17.1%減の7.92億円となった。電子デバイス・コンポーネント事業の売上高は同12.9%減の164.17億円、営業利益は同0.8%減の2.79億円。産業機器・通信分野では、産業用ロボット、計測器やIoT関連製品の新規案件等があり、売上高は堅調であったが、、アミューズメント分野における取扱い製品の生産縮小に伴う影響をを受け減収となった。

2018年3月期の連結業績予想は売上高763.00億円(前期比0.8%増)、営業利益20.50億円(同31.9%増)、経常利益21.50億円(同27.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益18.30億円(同81.6%増)で、1株当たり配当予想額は16.00円。なお、2018年3月期業績及び配当予想は4月19日に公表済みである。

《TN》

 提供:フィスコ

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