NSW---「Around Now!」が第18回ASPICクラウドアワード2024にてIoT部門「社会貢献賞」を受賞
NSW<9739>は26日、第18回ASPICクラウドアワード2024において、同社が提供している熱中症予防IoTサービス「Around Now!」がIoT部門で「社会貢献賞」を受賞したと発表。
ASPICクラウドアワードは、2007年に創設され、クラウドサービス事業者やユーザー企業・団体を対象に、優れたIoT・AI・クラウドサービスを表彰する制度。社会に役立つサービスを評価し、事業者やユーザーの事業拡大や業務効率化を支援することを目的としている。また、総務省の後援を受け、クラウドサービスの利用促進と市場創出を通じて社会情報基盤の確立を目指し、日本経済の発展にも寄与している。
「Around Now!」は、熱中症予防を支援するIoTサービスである。環境センサーによって温度、湿度、WBGT(暑さ指数)をリアルタイムで取得し、データを「見える化」する。設置タイプとモバイルタイプの2種類があり、どちらもブラウザからリアルタイムに測定データを確認でき、遠隔地からでも現地の環境状況を把握することが可能。
あらかじめ設定した閾値を超える危険な状態になると、メールでアラートが通知されるため、熱中症リスクの高まる現場での安全管理をより効果的に行うことができる。
現在、環境省は暑さ指数に基づき、熱中症への警戒アラートを発表し、日常生活や運動時の対策指針を通達している。さらに、各自治体ではWBGT値を活用したガイドラインを策定し、熱中症対策の推進に取り組んでいる。こうした環境に対応するために多くの企業や自治体より「Around Now!」についての問い合わせが寄せられ、導入されている。
《ST》
提供:フィスコ