丸運は波乱相場のなか上値指向明示、運賃改定と合理化努力で4~6月期営業益2.4倍化
丸運<9067>は3日続伸と上値指向を明示、一時34円高の479円まで上値を伸ばした。週明け5日に日経平均が過去最大の4400円超える大暴落をみせるなど波乱を極めたが、その中で同社株は急落したものの75日移動平均線を支えに下げ渋り陽線で引けている。継続的な資金流入が観測されるほか、PBR0.5倍台の割安感が足もと頑強な株価に反映されている。業績面も好調が際立つ。7日取引終了後に発表した24年4~6月期決算は、営業利益が前年同期比2.4倍となる2億4300万円と急拡大した。運賃改定効果に加え、コスト競争力強化に向けた各種施策が反映される形となった。これを受けて投資資金の攻勢を後押ししている。
出所:MINKABU PRESS
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