シキノHTが急動意、半導体関連株人気に乗り底値離脱へ
シキノハイテック<6614>が急動意、9%超の上昇で2500円台に乗せ、上値抵抗ラインとなっていた75日移動平均線とのマイナスカイ離をほぼ解消した。自動車向けを中心に半導体検査装置の開発を行うほか、半導体設計などを手掛けるが、パワーデバイス分野の設計で強みを発揮している。24年3月期業績予想は営業利益段階で前期比15%減の5億6000万円を予想しているが保守的とみられている。今中間期(23年4~9月)時点で営業利益は前年同期比48%増の3億4800万円と好調で、対通期進捗率は62%に達しており上振れ期待が浮上している。また、ここにきて日米ともに株式市場で半導体関連株の戻り足が顕著となってきた。東京市場では全体指数と連動性の高い大型主力株が先駆して買われたが、中小型株へも物色の矛先が向き始めており、同社株はそのなかでも出遅れ感が強く投資資金のターゲットとなっている。
出所:MINKABU PRESS
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