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【注目】前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

FPG <日足> 「株探」多機能チャートより

■FPG <7148>  1,698円 (-500円、-22.8%) ストップ安

 東証プライムの下落率トップ。FPG <7148> [東証P]がストップ安。前週末19日取引終了後、今後の税制改正を踏まえた対応について発表した。2026年度の与党税制改正大綱には不動産小口化商品について実際の取引価格をベースとする相続税評価額に改正する内容が含まれており、この改正が実現した場合、同商品の相続税や贈与税の税務面におけるメリットが大幅に減少、または消滅する可能性があるという。会社側では同商品の販売を継続するとした上で、税制改正による客のニーズや市場の変化を精査し、投資運用商品としての価値を高めるべく柔軟に取り組み方針を検討するとした。税制改正による業績への影響を懸念した売りが膨らんだ。

■西松屋チェ <7545>  2,105円 (-125円、-5.6%)

 東証プライムの下落率4位。西松屋チェーン <7545> [東証P]が続急落。前週末19日取引終了後、第3四半期累計(2月21日-11月20日)連結決算を発表した。売上高は1481億9500万円(前年同期単独1422億200万円)、営業利益は102億9600万円(同105億4100万円)だった。上半期の気温上昇に伴い春物・夏物衣料が好調に推移したほか、11月に気温が下がったことで秋物・冬物衣料も伸びた。小学校高学年向けの衣料も引き続き大きく売り上げを伸ばした。営業利益ベースで通期計画(136億円)に対する進捗率は約76%。堅調な決算内容ながら特段のサプライズ感はなく、目先は利益確定売りに押される格好となった。

■あさひ <3333>  1,324円 (-28円、-2.1%)

 あさひ <3333> [東証P]が3日ぶり反落。22日午後1時ごろに26年2月期の単独業績予想について、売上高を858億円から810億円(前期比0.7%減)へ、営業利益を56億2000万円から42億3000万円(同22.9%減)へ、純利益を36億5000万円から26億4000万円(同25.8%減)へ下方修正したことが嫌気された。第3四半期以降に物価高により消費者マインドの悪化が一段と進み、自転車関連の販売が想定を下回る状況が続いており、新サービス投入や提案メニューの拡充などにより来店客数の減少を一定程度抑えてきたものの、需要回復が限定的であるとしている。同時に発表した第3四半期累計(2月21日-11月20日)決算は、売上高641億1000万円(前年同期比0.7%減)、営業利益43億2000万円(同22.6%減)、純利益29億2700万円(同22.4%減)だった。

※22日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

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