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【通貨】英ポンド週間見通し:もみ合いか、英MPCの政策決定に反応も円売りが下支え


■強含み、リスク回避のポンド売り・フラン買いは縮小

今週のポンド・円は強含み。日本銀行による12月利上げの可能性が高まったものの、英国の財政不安は緩和されていること、日本の財政悪化に対する市場の懸念は緩和されていないことから、ポンド買い・円売りが優勢となった。取引レンジ:206円60銭-208円95銭。

■もみ合いか、英MPCの政策決定に反応も円売りが下支え

来週のポンド・円はもみ合いか。12月17-18日開催の英中銀金融政策委員会(MPC)は政策据え置き、追加利下げのどちらの可能性がある。一方、日本銀行は同18-19日の金融政策決定会合で利上げの見通しだが、来年の金利見通しは不透明であり、リスク回避的な円買いは限定的となりそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・16日:12月製造業PMI(11月:50.2)
・18日:英中央銀行政策金利発表

予想レンジ:206円50銭-209円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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