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【通貨】豪ドル週間見通し:下げ渋りか、将来的には利上げ局面に入る可能性


■強含み、将来的な利上げの可能性浮上

今週の豪ドル・円は強含み。12月9日開催の理事会で政策金利の据え置きが決まったが、インフレ持続を受けて将来的な利上げの可能性が浮上した。ただ、11日発表の11月雇用統計で雇用者数は予想外に減少したことから、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは一服した。取引レンジ:102円91銭-104円16銭。

■下げ渋りか、将来的には利上げ局面に入る可能性

来週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行政策金利は長期間据え置きとなる見込み。日本銀行による利上げの可能性は高いが、オーストラリアも将来的に利上げサイクルに入る可能性がある。このため、新たな豪ドル売り材料が提供されない場合、リスク回避的な豪ドル売り・円買いがただちに強まる可能性は低いとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:102円00銭-105円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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