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【材料】<動意株・27日>(大引け)=note、BBDイニシ、PバンCOMなど

ノート <日足> 「株探」多機能チャートより
 note<5243>=一時ストップ高。きょう午前11時、横浜市教育委員会と管轄の全小中学校計480校がnoteを開設したと発表。これが株価の刺激材料となったようだ。自治体の教育委員会を対象に、管轄する学校とともにnote proを導入・契約できるサービスを、横浜市教育委員会に提供。特色ある教育活動など、さまざまなテーマについて情報発信できるようにする。noteはこれまで岩手県や福島県、新潟県、北海道、沖縄県うるま市の教育委員会にサービスを導入した実績を持つ。

 BBDイニシアティブ<5259>=動意含み。同社はきょう午前10時ごろ、子会社のブルーテックがティーエスケイ情報システム(島根県松江市)と販売代理店契約を締結したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。これは、同社が提供するSFA/CRM統合型ビジネスSaaS「KnowledgeSuite(ナレッジスイート)」を通じて、中堅・中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援するもの。この契約を機に、中堅・中小企業マーケットの開拓を行うとしている。

 ピーバンドットコム<3559>=上昇加速でストップ高。同社は26日の取引終了後、日本ガイシ<5333>が開発・製造する世界最薄クラスのリチウムイオン二次電池「EnerCera(エナセラ)」を搭載したセンサーデモ機の開発を開始したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。小型でかつ高容量・高出力のリチウムイオン二次電池と、PバンCOMのセンサーモジュレーションサービス「gene」を組み合わせ、薄型ウェアラブルデバイスや小型IoT機器の実証実験や開発の期間の短縮化につなげる。

 太洋テクノレックス<6663>=急速人気に大幅高。同社は26日取引終了後、横河電機<6841>子会社の横河商事と、自社が製造する外観検査装置及びFA・自動化などに関する販売店契約を締結したと発表。これが材料視されているようだ。横河商事は、全国各地に支店や支社、営業所などを持つ全国的な販売ネットワークを構える総合商社。太洋テクノは今回の契約により、更なる販売活動の強化を目指すとしている。

 イマジニア<4644>=強含む。26日の取引終了後、25年3月期の連結業績・配当予想の修正について発表した。売上高予想を従来の見通しから2億6000万円増額して64億6000万円(前期比8.4%増)、最終利益予想を1億3000万円増額して5億9000万円(同41.8%増)に引き上げた。また期末配当予想について、従来の見通しに特別配当10円を加える形で32円50銭に見直しており、これらを好感した買いが入った。年間配当予想は特別配当10円を含めて55円(前期は45円)となる。投資有価証券売却益や受取配当金などの金融収益が計画を上回った。営業利益予想は据え置いている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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