【材料】シティグループが決算受け上昇 200億ドルの自社株買い ただ、ROTCEの目標は下方修正=米国株個別
(NY時間10:15)(日本時間00:15)
シティグループ<C> 78.40(+4.90 +6.67%)
シティグループ<C>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、主要な5事業全てで収入が増加し、予想も上回った。特に債券・為替・商品(FICC)トレーディングの収入が37%増の35億ドルと好調だった。株式トレーディングの収入も34%増の11億ドルとなっている。同銀はまた、今後数年間で200億ドル相当の自社株買いを認める計画を取締役会が承認したと発表した。
ただ、フレーザーCEOは再建計画の要となる収益性の目標は下方修正している。2026年末の有形普通株主資本利益率(ROTCE)を10-11%に下方修正した。従来は11―12%だったが、同銀がコスト削減に苦戦していることが示唆された。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:1.34ドル(予想:1.22ドル)
・経常収益:195.8億ドル(予想:195億ドル)
・市場部門収益:45.8億ドル(予想:40.0億ドル)
・FICC:34.8億ドル(予想:29.4億ドル)
・株式:11.0億ドル(予想:10.6億ドル)
・バンキング:12.4億ドル(予想:15.1億ドル)
・投資銀行:9.25億ドル(予想:8.963億ドル)
・純受取利息(NII):137.3億ドル(予想:134.5億ドル)
・サービス収益:51.8億ドル(予想:50.2億ドル)
・富裕層向け収益:20.0億ドル(予想:19.6億ドル)
・米国個人向け銀行業務:52.3億ドル(予想:51.8億ドル)
・普通株式Tier1比率:13.6%(予想:13.7%)
・純貸倒損失:22.4億ドル(予想:23.3億ドル)
・総預金:1.28兆ドル
(通期見通し)
・経常収益:835~845億ドル(予想:832億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
シティグループ<C> 78.40(+4.90 +6.67%)
シティグループ<C>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、主要な5事業全てで収入が増加し、予想も上回った。特に債券・為替・商品(FICC)トレーディングの収入が37%増の35億ドルと好調だった。株式トレーディングの収入も34%増の11億ドルとなっている。同銀はまた、今後数年間で200億ドル相当の自社株買いを認める計画を取締役会が承認したと発表した。
ただ、フレーザーCEOは再建計画の要となる収益性の目標は下方修正している。2026年末の有形普通株主資本利益率(ROTCE)を10-11%に下方修正した。従来は11―12%だったが、同銀がコスト削減に苦戦していることが示唆された。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:1.34ドル(予想:1.22ドル)
・経常収益:195.8億ドル(予想:195億ドル)
・市場部門収益:45.8億ドル(予想:40.0億ドル)
・FICC:34.8億ドル(予想:29.4億ドル)
・株式:11.0億ドル(予想:10.6億ドル)
・バンキング:12.4億ドル(予想:15.1億ドル)
・投資銀行:9.25億ドル(予想:8.963億ドル)
・純受取利息(NII):137.3億ドル(予想:134.5億ドル)
・サービス収益:51.8億ドル(予想:50.2億ドル)
・富裕層向け収益:20.0億ドル(予想:19.6億ドル)
・米国個人向け銀行業務:52.3億ドル(予想:51.8億ドル)
・普通株式Tier1比率:13.6%(予想:13.7%)
・純貸倒損失:22.4億ドル(予想:23.3億ドル)
・総預金:1.28兆ドル
(通期見通し)
・経常収益:835~845億ドル(予想:832億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース