【材料】JPモルガンが決算 米大統領選でトレーディング収益が過去最高 株価は小幅高=米国株個別
(NY時間09:43)(日本時間23:43)
JPモルガン<JPM> 248.03(+0.56 +0.23%)
JPモルガン<JPM>が取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、経常収益が予想を上回った。11月の米大統領選挙に関連して市場のボラティリティが高まったことにより、トレーディング収益が過去最高を記録した。前年から21%増加し、70.5億ドルに急増した。特に債券取引が好調だったものの、株式は予想を下回った。今回の結果は大統領選の結果とトランプ次期政権の影響を予測する投資家の強い需要に支えられた。
また、純受取利息(NII)も予想を下回ったほか、25年度通期のNIIも予想を上回る見通しを示している。
ダイモンCEOは声明で「米経済は回復力がある。しかし、2つの重大なリスクが残っており、現在および今後もインフレ傾向にある可能性が高く、それはしばらく続く可能性がある。さらに、地政学的な状況は第二次世界大戦以来、最も危険で複雑な状態が続いている」と述べた。
ただ、株価は小幅高に留まっている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:4.81ドル(予想:4.10ドル)
・経常収益:437.4億ドル(予想:420.1億ドル)
FICC:50.1億ドル(予想:43.7億ドル)
株式:20.4億ドル(予想:23.2億ドル)
投資銀行:26.0億ドル(予想:25.6億ドル)
アドバイザリー:10.6億ドル(予想:9.2億ドル)
株式引受:4.98億ドル(予想:4.46億ドル)
債券引受:9.21億ドル(予想:10.3億ドル)
純受取利息(NII):234.7億ドル(予想:231.1億ドル)
・貸付金残高:1.35兆ドル(予想:1.35兆ドル)
・預金総額:2.41兆ドル(予想:2.44兆ドル)
・貸倒引当金:26.3億ドル(予想:30.4億ドル)
(25年度通期見通し)
・純受取利息(NII):940億ドル(予想:913.1億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
JPモルガン<JPM> 248.03(+0.56 +0.23%)
JPモルガン<JPM>が取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、経常収益が予想を上回った。11月の米大統領選挙に関連して市場のボラティリティが高まったことにより、トレーディング収益が過去最高を記録した。前年から21%増加し、70.5億ドルに急増した。特に債券取引が好調だったものの、株式は予想を下回った。今回の結果は大統領選の結果とトランプ次期政権の影響を予測する投資家の強い需要に支えられた。
また、純受取利息(NII)も予想を下回ったほか、25年度通期のNIIも予想を上回る見通しを示している。
ダイモンCEOは声明で「米経済は回復力がある。しかし、2つの重大なリスクが残っており、現在および今後もインフレ傾向にある可能性が高く、それはしばらく続く可能性がある。さらに、地政学的な状況は第二次世界大戦以来、最も危険で複雑な状態が続いている」と述べた。
ただ、株価は小幅高に留まっている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:4.81ドル(予想:4.10ドル)
・経常収益:437.4億ドル(予想:420.1億ドル)
FICC:50.1億ドル(予想:43.7億ドル)
株式:20.4億ドル(予想:23.2億ドル)
投資銀行:26.0億ドル(予想:25.6億ドル)
アドバイザリー:10.6億ドル(予想:9.2億ドル)
株式引受:4.98億ドル(予想:4.46億ドル)
債券引受:9.21億ドル(予想:10.3億ドル)
純受取利息(NII):234.7億ドル(予想:231.1億ドル)
・貸付金残高:1.35兆ドル(予想:1.35兆ドル)
・預金総額:2.41兆ドル(予想:2.44兆ドル)
・貸倒引当金:26.3億ドル(予想:30.4億ドル)
(25年度通期見通し)
・純受取利息(NII):940億ドル(予想:913.1億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース