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【材料】松竹がマイナスに転じる、25年2月期業績予想を営業赤字に下方修正

松竹 <日足> 「株探」多機能チャートより
 松竹<9601>がマイナスに転じている。午後2時ごろ、25年2月期の連結業績予想について、売上高を867億円から824億円(前期比3.5%減)へ、営業損益を10億円の黒字から9億4000万円の赤字(前期35億8400万円の黒字)へ、最終損益を5億8000万円の赤字から18億7000万円の赤字(同30億1600万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 演劇事業で団体顧客の回復が遅れていることや秋から年末年始にかけての興行が計画よりも低調に推移していること、映像関連事業で全国の映画興行全体が見通しに比べて低調に推移していること、更に映画配給事業で想定した配給収入の見込みに届かない作品があることなどから演劇事業及び映画関連事業の業績見通しを見直したことなどが要因としている。

 同時に発表した第3四半期累計(24年3~11月)決算は、売上高594億2000万円(前年同期比4.9%減)、営業利益7400万円(同96.0%減)、最終損益10億1800万円の赤字(前年同期25億500万円の黒字)だった。

出所:MINKABU PRESS

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