【注目】今週から米決算スタート 1株利益のサプライズ感は緩やかとの見方も=米国株
今週から米大手銀を皮切りに10-12月期決算がスタートするが、米大手証券のストラテジストは今回の決算について、堅調な成長を見せるであろうが、直近の四半期と比較してコンセンサス予想が高めに設定されているため、1株利益のサプライズ感は緩やかになる可能性が高いとの見方を示している。
同ストラテジストは、S&P500企業の1株利益は全体で8%増、中央値で6%増を予想。これは売上高4%増と利益率が0.31%ポイント拡大し11.5%を想定した結果による。
セクター別では、コミュニケーションとITがそれぞれ19%、18%と最も高い利益の伸びを記録すると予想される一方、エネルギーは、ブレント原油価格が10-12月期に前年比で平均11%下落したため、31%の大幅な落ち込みを見込んでいるという。
今回の決算の注目点としては、売上高の見通し、米政権交代に対する準備状況、大手IT・ハイテク企業の成長持続可能性などだという。一方、潜在的な逆風として、ドル高、経済成長の鈍化を挙げている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
同ストラテジストは、S&P500企業の1株利益は全体で8%増、中央値で6%増を予想。これは売上高4%増と利益率が0.31%ポイント拡大し11.5%を想定した結果による。
セクター別では、コミュニケーションとITがそれぞれ19%、18%と最も高い利益の伸びを記録すると予想される一方、エネルギーは、ブレント原油価格が10-12月期に前年比で平均11%下落したため、31%の大幅な落ち込みを見込んでいるという。
今回の決算の注目点としては、売上高の見通し、米政権交代に対する準備状況、大手IT・ハイテク企業の成長持続可能性などだという。一方、潜在的な逆風として、ドル高、経済成長の鈍化を挙げている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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