【注目】米労働市場、ＦＲＢの期待よりも早く弱まる見通し

　ＦＲＢは労働力の供給過剰と望ましくない賃金上昇率の低迷を懸念するようになるだろうとの見解からエコノミストから出ている。前日発表の１１月の米求人件数における求人増加は驚きだったが、雇用コストが冷え込んでいる兆候があるという。

　離職率が前回の２．１％から１．９％に低下したことは、雇用コストの伸びのさらなる鈍化を示唆しているという。従って、平均時給が２カ月連続で０．４％増加したことは依然として減速傾向にあるトレンドの周辺で生じたノイズのように見えると述べた。

　今週金曜日に１２月の米雇用統計が発表されるが、その中で平均時給の伸びは減速を予測しているようだ。


株探ニュース