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【注目】トランプ氏、最高裁に量刑言い渡し差し止め要請 口止め料巡り

 トランプ次期大統領は連邦最高裁判所に対し、ポルノ女優への口止め料の不正処理に関する裁判の量刑言い渡しを差し止めるよう要請した。ニューヨーク州の陪審団は昨年、事業記録改ざんなどの重罪34件でトランプ氏に有罪評決を下した。

 裁判を担当したメルシャン判事は先週、大統領就任式を数日後に控えた10日に量刑言い渡しを行うと発表。だが、同時に実刑を言い渡す意図はなく、無条件での釈放につながる罰則のない判決を下すと明言していた。トランプ氏の弁護団はこの発言では満足せず、トランプ氏には免責特権があり、量刑の言い渡しはできないと主張している。

 前日には、ニューヨーク州高裁が量刑言い渡しの延期要請を却下していた。最高裁は目下、TikTok禁止法の合憲性など時間的制約のある案件に直面しており、検討する余裕がほとんどない。

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