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【通貨】明日の為替相場見通し=方向感の乏しい展開か

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、市場参加者が限られるなか方向感の乏しい展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=157円10銭~157円70銭。

 日本時間今晩から米市場がクリスマス明けで再開となるが、ドイツなど欧州の主要国は引き続き休場で、海外ではまだ休暇中の投資家が多い。米連邦準備理事会(FRB)が緩和姿勢を後退させていることからドルが買われやすくなっているものの、年末年始休暇を控えていることもあって積極的にはドルの上値を追いにくい。また、加藤勝信財務相が24日の閣議後会見で急速な円安進行を牽制したことで、一段とドル円相場が上昇する場面では介入警戒感が高まるだろう。ただ、今晩に発表される前週分の米新規失業保険申請件数が労働市場の底堅さを示す結果となり、高止まりする米長期金利が一段と上昇すればドルが買われることになりそうだ。

出所:MINKABU PRESS

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