【市況】株価指数先物【昼】 ボリンジャー+1σ水準を試す展開
日経225先物は11時30分時点、前日比160円高の3万9360円(+0.40%)前後で推移。寄り付きは3万9200円と、前日比変わらずで始まった。現物の寄り付き時につけた3万9120円を安値にロング優勢の流れとなり、中盤にかけて3万9370円まで買われた。買い一巡後は3万9250円辺りまで軟化する場面もみられたが、終盤にかけては日中の高値水準で推移している。
日経225先物は、市場参加者が限られるなか、寄り付き後は弱含む場面もみられた。ただし、下へのバイアスは強まらず、その後はショートカバーを交えてのリバウンドをみせている。25日移動平均線(3万9020円)が支持線として意識されるなか、ボリンジャーバンドの+1σ(3万9470円)水準が意識されてきた。+1σ水準を捉えてくるようだと、一段とショートカバーを誘う可能性があるだろう。
一方で、これまで同様、後場に入って膠着感が強まるようだと、持ち高調整の動きが強まるとみられる。ただし、クリスマスの祝日明け後の米株高が期待されるなか、ややロングに傾ける動きに向かわせよう。
NT倍率は先物中心限月で14.28倍に低下した。一時14.31倍をつける場面もみられたが、25日線(14.31倍)に上値を抑えられる形となった。トヨタ自動車 <7203> [東証P]が本日も強い動きをみせるなか、NTショートに振れやすいようだ。
株探ニュース