【市況】日経平均は138円安、寄り後はやや下げ渋り
日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均は138円安(9時15分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=153円60銭台と、昨日15時30分頃と比べ40銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株など株価を抑える要因となった。さらに、日本時間明日未明に予定されているFOMCの結果公表とパウエルFRB議長の記者会見や、明日の日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、日経平均は昨日までの3日続落で500円近く下げており、自律反発狙いや押し目待ちの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はやや下げ渋っている。
《SK》
提供:フィスコ