【経済】ドル円今週の予想(11月25日)サンワード証券の陳氏(山崎みほ)
米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、今週のドル円について『もち合い相場となりそうだ』と述べています。
続けて、『週明け25日の東京外国為替市場のドル円相場は153円半ばに下落し、前週末比1円10銭余りの円高となった。トランプ次期米大統領が財政規律重視派とされるベッセント氏を次期財務長官に指名したことで、米国のインフレが抑制されるとの見方からドル売り・円買いが強まった』と伝えています。
次に、『今週は週末に感謝祭休暇となるため、ポジション整理が進むと共に、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらんで新たな材料を探すことになろう』と述べ、『27日発表の11月米個人消費支出(PCE)が特に注目されよう。トランプ次期大統領の政策がインフレを招くとして、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しがやや後退している』と伝えています。
また、『11月PCEが根強いインフレ圧力を示すことになれば、今後の利下げに対する米金融当局の慎重姿勢を後押しする内容となり、ドル円の反発要因となろう』とし、『市場は強い内容を予想している。FRBが基調的なインフレを判断する上で指標として重視するPCEコア価格指数は10月に前月比で0.3%上昇、前年同月比では2.88%上昇と4月以来の大幅な伸びになったと見込まれている』と言及しています。
一方、『国内では29日に11月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)が発表される。現況では、日銀が12月の金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの予想が有力で、ドル円の重石になろう』と考察しています。
今週のドル円の予想レンジについては、『150.00円~155.00円』と想定しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月26日付「ドル円今週の予想(11月25日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
《CS》
提供:フィスコ