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【特集】「サイバーセキュリティ」が21位にランク、攻撃対応能力向上に関する法案を早期に国会提出へ<注目テーマ>

JPX日経400 <日足> 「株探」多機能チャートより
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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が21位となっている。

 石破茂首相は11日に第103代内閣総理大臣に選出され、同日夜に臨んだ記者会見で厳しさを増す安全保障環境への対応について発言。このなかで「サイバー攻撃の脅威は差し迫った脅威」だと述べ、サイバー安全保障分野での対応能力を更に向上させるための法案を可能な限り早期に国会に提出をすべく、検討を加速させる考えを明らかにした。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は11日に行われた石破首相との会談で、相手のサイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の法整備での連携を呼び掛け、法案を年内の臨時国会で成立させるべきだと訴えた。こうした背景には、社会のデジタルシフトによってサイバー空間の利用が拡大していることに加え、サプライチェーン(供給網)の多様化、生成AIなど新たな技術・サービスの普及に伴うセキュリティーホール(情報セキュリティー上の欠陥)の増加、不十分なセキュリティー対策によってシステム障害や情報漏洩などが起こる可能性が高まっていることがあるとみられる。

 対策への重要性が改めて認識されるなか、デジタルアーツ<2326>、ソリトンシステムズ<3040>、FFRIセキュリティ<3692>、網屋<4258>、サイバーセキュリティクラウド<4493>、テリロジーホールディングス<5133>などのビジネス機会は一段と広がりそうだ。

出所:MINKABU PRESS

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