【材料】<動意株・8日>(前引け)=味の素、栗田工、エコナック
味の素 <日足> 「株探」多機能チャートより
栗田工業<6370>=上げ足強め4連騰。同社は7日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。今期の売上高予想は100億円増額して4100億円(前期比6.5%増)、最終利益予想は15億円増額して345億円(同18.2%増)に引き上げており、ポジティブ視されたようだ。電子セグメントでは装置事業の売り上げ増とともに、継続契約型サービスでの一過性の収益計上を見込む。一般水処理セグメントにおける薬品事業で、海外での事業環境の悪化による影響を受けながらも、原価率の改善効果を織り込み収益予想を引き上げた。9月中間期の売上高は前年同期比3.8%増の1955億3000万円、最終利益は同18.6%増の149億3200万円だった。
エコナックホールディングス<3521>=急伸。同社は7日取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比3.7倍の1億3400万円となり、通期計画2億4000万円に対する進捗率は55.8%に達した。売上高は同6.3%増の9億6000万円で着地。主力の温浴事業で「テルマー湯 新宿店」と「テルマー湯 西麻布店」の入館者数がともに伸びたことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
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出所:MINKABU PRESS