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【通貨】豪ドル週間見通し:上げ渋りか、豪準備銀行政策金利は長期間据え置きとの見方


■やや強含み、中国の景気対策を受けた豪ドル買いも

今週の豪ドル・円はやや強含み。豪準備銀行(中央銀行)はインフレ警戒姿勢を維持したことや、中国の景気刺激策を受けてリスク選好的な豪ドル買いが観測された。ただ、9月27日に行われた自民党総裁選で石破氏が選出されたことから、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは縮小した。取引レンジ:97円63銭-100円72銭。

■上げ渋りか、豪準備銀行政策金利は長期間据え置きとの見方

来週の豪ドル・円は上げ渋りか。インフレのすみやかな緩和は期待できないものの、豪準備銀行(中央銀行)の政策金利は長期間据え置きとなる可能性が浮上。そのため、新たな豪ドル買い材料が提供されない場合、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが拡大する可能性は低いとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・10月1日:8月小売売上高(7月:前月比0.0%)
・10月3日:8月貿易収支(7月:+60.09億豪ドル)

予想レンジ:98円50銭-101円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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