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【市況】アジア株 香港株は2カ月ぶり高値 上海株は小反落、中国政策金利据え置きに失望 

アジア株 香港株は2カ月ぶり高値 上海株は小反落、中国政策金利据え置きに失望 

東京時間11:00現在
香港ハンセン指数   18220.07(+206.91 +1.15%)
中国上海総合指数  2729.13(-6.89 -0.25%)
台湾加権指数     22281.46(+238.77 +1.08%)
韓国総合株価指数  2608.10(+27.30 +1.06%)
豪ASX200指数    8231.80(+39.88 +0.49%)

アジア株は上海を除いて上昇、前日の米株大幅高を受け買い優勢で始まった。米新規失業保険申請件数(14日終了週)が予想外に減少し5月以来の低水準となった。米労働市場が引き続き健全だと安堵感が広がっている。

香港株は大幅続伸、2カ月ぶり高値をつけている。FRBに追随して香港も基準金利を大幅に引き下げたことが引き続き好感されており、九龍倉置業地産投資や恒隆地産、新鴻基地産発展など不動産が上昇している。米国の年内追加利下げ観測が広がっており、香港の追加利下げへの期待も高まっている。そのほか、医療品やハイテク、カジノ、自動車、消費者サービス関連も上昇している。

上海株は小反落、金利据え置き受けやや失望売りが広がっている。中国人民銀行は20日、事実上の政策金利であるローンプライムレートを1年物、5年物ともに据え置いた。FRBに追随して中国も主要金利を引き下げるとの期待が一部で広がっていた。来週、バイデン米政権が対中関税大幅引き上げを実施する。中国電気自動車に対する関税が現在の25%から4倍の100%に引き上げる。これにより米中関係のさらなる悪化が懸念される。

出所:MINKABU PRESS

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