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【特集】個人投資家・有限亭玉介:グロース市場の復調で高成長期待株に注目集まる【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年9月9日15時に執筆

ここ数年はリスク回避の傾向から主力・大型株が好んで買われておりました。しかしながら、株価が大きな銘柄であればあるほど、暴落した時の衝撃は個人投資家には耐えられないものなのかもしれませんねぇ。そういう意味では、これまで売られ過ぎて下がる余白がほぼ無いグロース株には投資妙味があるのかもしれません。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

9月2日~6日の週の日経平均は3万9025.31円で始まり、3万6391.47円で終えました。2日から75日線をしっかり上回るか思いきや、結局6日には25日線を下回る結果となっています。つい先日の4万円という大台は、高い壁となってしまいましたねぇ。

東証グロース市場に上場する250銘柄を集めたグロース250を見てみると、同期間で25日線および75日線を上回って推移しております。単純比較はできないものの、グロース株への物色は増えているのではないでしょうか。政府のバイオ産業育成へ向けた「行動計画」が報道された事も物色を呼び込んだ一因かもしれませんな。

今、世界一ホットな銘柄と言えるエヌビディアも、AIが話題になる前は何の変哲もないGPUベンダーでした。そこからAIブームに火が付くと、一気に株価が何倍にも成長するわけですから上場当初から買っていたとしたら…なんて想像してしまいますな。いやはや、時代の先を読むのは難しいですねぇ。

日々の株価に一喜一憂し過ぎると、大化けする前に手放してしまったなんて事もよくあります。あの孫正義氏もエヌビディア株が大化けする前に手放して後悔しておりましたから。もし、自分の人生と供に成長していきたいキラリと光るグロース株が見つかれば、人生を懸けて手放さないというのも一つの投資手法かもしれませんねぇ…。さて、グロース市場の盛り上がりもあり、今回は成長性の高そうな銘柄をチェックしていきたいと思います。

7月12日の決算で上方修正した農業総合研究所<3541>は、直近でNTTアグリテクノロジーと資本・業務提携契約を締結した事が材料視されております。底値から切り返して、トレンド転換へ向かっているか監視中です。一目均衡表(週足)を超えてきたら面白そうですねえ。

ウェブサイト解析サービスやインターネット広告の代理店業務などを手掛けるグラッドキューブ<9561>は、直近の業績は赤字転落でも下値を切り上げております。売上高は着実に伸ばしており、生成AI関連として今後も注視したい銘柄です。

データコントロール事業が堅調なJIG-SAW<3914>は、業績拡大が続いておりますねぇ。5月に発表した酒井重工業<6358>との自動運転ローラの販売も好材料で、今年10月から受注を開始するとの事。同社は自動運転などのAIやIoT関連に加えて、各種クラウドを包括管理する「JIG-SAW PRIME」も提供しているユニークな企業ですな。

8月14日の決算発表後に窓を開けて動意したネットプロテクションズHD<7383>は、直近で年初来高値を更新しました。「kintone(キントーン)」との連携発表も好感され、25日線・75日線を上回って推移しております。

AI、ビッグデータを活用したデジタルマーケティングソリューション「ZETA CX」シリーズの開発・販売を展開しているサイジニア<6031>は大手との引き合いも堅調に増加中です。チャートも調整を挟みながら下値を切り上げる動きを見せておりますので期待継続ですな。

最後は建設業界でDXコンサルなどを展開するArent<5254>です。同社も今年3月に付けた高値7080円を上回ると、年初来高値を更新しております。業績も好調で25年6月期も過去最高益を更新する見通し。生成AIに特化した子会社「Arent AI」も要チェックですな。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

 提供:フィスコ

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