【材料】<動意株・5日>(前引け)=ワッツ、ACCESS、Speee
ワッツ <日足> 「株探」多機能チャートより
ACCESS<4813>=3日ぶり急反発。同社や日本電信電話<9432>、NEC<6701>など9社は4日、各社が持つ技術や製品を組み合わせて400Gbpsの高速データセンター間接続を実現するIOWNネットワークソリューションを提供する体制が整ったと発表。これが材料視されているようだ。今後はデータセンター間接続の更なる高速・大容量化のニーズに加えて、データセンター内のバックエンドネットワークの高速・大容量化やデータセンターの電力消費量削減のニーズなどに対しても、各社が持つ技術や製品等を組み合わせることで対応するとしている。
Speee<4499>=物色の矛先向かい大幅高。5日、子会社のDatachainなどが、ステーブルコインのクロスボーダー送金基盤の構築に向けた共同プロジェクトを開始したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。メガバンクなどが出資するProgmat(東京都千代田区)とDatachainが連携して基盤の構築に取り組む。2025年の商用化に向け、速やかにプロトタイプを用いた実証実験を開始する方針という。5日付の日本経済新聞朝刊は1面トップで、「三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)など3メガ銀行は、銀行間の国際的な決済インフラやブロックチェーン技術を使って瞬時に国際送金する仕組みをつくる」と報道。他の邦銀や欧米の大手行など10以上の主要金融機関と今秋にも実用化に向けた実証実験を始めるとしている。記事のなかでは、ProgmatやDatachainなどと送金の仕組みを構築し、銀行間で利用可能なステーブルコインを発行すると伝えている。
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出所:MINKABU PRESS