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【材料】ディスコは売り買い交錯、前日に8月5日暴落時の安値下回りマーケットの視線集まる

ディスコ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ディスコ<6146>は売り買い交錯。ここ下値模索の動きが続いており、前日に9.8%安と急落をみせたこともあって、目先突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いで下値抵抗力をみせている。ただ、上値では戻り売りが意識されやすい。ここ半導体製造装置大手各社は売りが目立つ展開となっているが、そのなか同社の崩れ足が顕著で、前日は8月5日にストップ安でつけた安値3万7600円を下回りマーケットの注目を集めた。前日の米国株市場では半導体大手エヌビディア<NVDA>が一時上昇に転じるなど下げ止まる動きをみせたが、前々日の暴落の余韻を引きずり引き続き不安定な値動きにある。ディスコは半導体精密加工装置で世界トップシェアを誇り、生成AI市場の拡大で商機を高めていたが、直近はエヌビディア株に連動して売りターゲットとなっていた。きょうは外国為替市場で1ドル=143円台と円高が加速するなか、売りが一巡するかどうかが注目される。エヌビディアの時間外取引での株価動向にも左右されそうだ。

出所:MINKABU PRESS

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