【特集】個人投資家・有限亭玉介:バイオ株人気が爆発となればチェックしておきたい銘柄6選【FISCOソーシャルレポーター】
サンバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年8月25日15時に執筆
どうやら政府によるバイオベンチャー支援の計画がマスコミの取材で明らかになったようですねぇ。それによると細胞や遺伝子技術を活用したバイオ医薬品の創薬ベンチャー企業およそ70社に3500億円を補助するとの事。これでバイオ関連株がさらに人気化しているようです。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
思い起こせば、コロナが流行した時に日本産のコロナワクチンの開発が欧米や中国より遅過ぎると話題になりました。その原因の一つに、コロナ以前の段階でバイオベンチャーへの政府投資が十分とは言えなかったとの指摘があります。
そもそもバイオ関連というのは何年もの開発期間を経て、ようやく実を結ぶ業界ですからねぇ。そういう意味ではあたくし達のような個人投資家としても超長期目線での投資を覚悟するのがいいのかもしれません。AIによって医薬品の研究開発スピードも驚異的に向上している事もあり、このタイミングで政府からの支援が伝わった事は期待が膨らむ要因になりますな。
8月16日夜に放送されたテレビ東京番組『ワールド・ビジネス・サテライト(WBS)』で放送されたバイオ産業の拡大へ向けた行動計画に関する報道を受けて、週明けの19日にはバイオ関連銘柄に短期資金が流入しました。国は企業価値が1,000億円を超えるユニコーン企業の輩出を目指すとの事ですので、是非とも本腰で向き合って頂きたいものです。
誰もが次の総理大臣には、アベノミクス再来を予感させるような積極的な政府投資で経済と株式市場を牽引して欲しいと願っている事でしょう。今回は中長期的に監視をしていきたいバイオ株を中心にご紹介して参ります。
6月19日に開催された薬事審議会の再生医療等製品・生物由来技術部会を機に急騰したサンバイオ<4592>は、「アクーゴ脳内移植用注」の販売承認に関連して直近で物色されておりますな。業績は赤字続きであっても、研究開発の進捗状況の発表1つで株価が一変するのはバイオ株らしいですねぇ。
同じくセルシード<7776>も8月19日から下値を切り上げましたな。その翌日の20日にも臨床研究等提出・公開システムが、同社のヒト(同種)軟骨組織由来細胞シートであるCLS2901Cを用いた「骨切り術+RMSC併用群」における、「骨切り術単独群」に対する有効性及び安全性を評価すると発表後、動意しました。
虚血性心筋症に対するiPS細胞由来心筋細胞シートを開発中のクオリプス<4894>は、年内に承認申請が行われるとの期待が高まっているようです。再生医療関連は今後も注視していきたいですねぇ。
がんを対象とした高機能抗体医薬品などを手掛けるペルセウスプロテオミクス<4882>は、開発中の抗トランスフェリン受容体1(TfR1)抗体「PPMX-T003」について真性多血症(PV)患者6人による第1相試験が終了したとの発表が好感されました。昨年11月に付けた高値879円を上抜いて、上昇トレンドを形成できるか監視中。
続いては今年のIPOでもあるハートシード<219A>です。同社も8月25日に放送された日テレ番組『真相報道バンキシャ!』中で、取り上げられて動いてきましたな。ヒトのiPS細胞から心臓の筋肉の細胞を作り、それを重い心不全の患者の心臓に注入する世界初の治療法を開発中とあって注目されております。IPOらしく上値をとってから面白くなっていくのではと注目中です。
最後はiPS細胞による難病・治療薬の開発を手掛けるヘリオス<4593>です。第83回日本癌学会学術総会において、同社が研究開発を進めているeNK細胞の研究成果を発表するとの公表が好感された模様。年初来高値を更新した後も、上昇トレンドを形成できるか。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《TY》
提供:フィスコ