【材料】フォードが上昇 EV化戦略を再び見直し EV・SUV計画の中止を発表=米国株個別
(NY時間11:21)(日本時間00:21)
フォード<F> 10.80(+0.12 +1.12%)
フォード<F>が上昇。EV化戦略を再び見直し、EV・SUVの計画を中止すると発表。これにより約19億ドルの損失を計上する可能性があるとしている。すでに延期を発表した3列シートのEV・SUVの計画を中止するだけでなく、次世代のEVピックアップトラックの発売もさらに延期する。
EVへの投資をこれまでの年間資本支出の約40%から30%に削減する予定。また、低価格の中国メーカーとの競争に打ち勝つ必要性を理由にバッテリー調達計画の見直しも発表した。
ファーリーCEOは現在、27年に発売予定のバッテリー式中型ピックアップトラックを含む、従来型車両と同等の価格のEVを提供し、発売から1年以内にこれらのモデルで利益を上げられるよう賭けている。同CEOは「これはわれわれにとって大転換であり、まさに正しい計画であると自分たちを納得させるための多くの下準備をせずに大転換を行うつもりはない。非常に自信を持っている」と語っている
同社はEVの需要減速に対応するため、ガソリンと電気のハイブリッドモデルの生産を大幅に増やし、消費者の間で好評を得ている。ファリーCEOは特に、中国で人気が高まっているEREV(レンジエクステンダー自動車)と呼ばれるハイブリッド車に期待を寄せている。この車は小型ガソリンエンジンを使用して走行中に車載バッテリーを充電し、より長い走行距離を実現する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
フォード<F> 10.80(+0.12 +1.12%)
フォード<F>が上昇。EV化戦略を再び見直し、EV・SUVの計画を中止すると発表。これにより約19億ドルの損失を計上する可能性があるとしている。すでに延期を発表した3列シートのEV・SUVの計画を中止するだけでなく、次世代のEVピックアップトラックの発売もさらに延期する。
EVへの投資をこれまでの年間資本支出の約40%から30%に削減する予定。また、低価格の中国メーカーとの競争に打ち勝つ必要性を理由にバッテリー調達計画の見直しも発表した。
ファーリーCEOは現在、27年に発売予定のバッテリー式中型ピックアップトラックを含む、従来型車両と同等の価格のEVを提供し、発売から1年以内にこれらのモデルで利益を上げられるよう賭けている。同CEOは「これはわれわれにとって大転換であり、まさに正しい計画であると自分たちを納得させるための多くの下準備をせずに大転換を行うつもりはない。非常に自信を持っている」と語っている
同社はEVの需要減速に対応するため、ガソリンと電気のハイブリッドモデルの生産を大幅に増やし、消費者の間で好評を得ている。ファリーCEOは特に、中国で人気が高まっているEREV(レンジエクステンダー自動車)と呼ばれるハイブリッド車に期待を寄せている。この車は小型ガソリンエンジンを使用して走行中に車載バッテリーを充電し、より長い走行距離を実現する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース