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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:ダイワサイクルは大幅反落、AppBankがストップ高

カオナビ <日足> 「株探」多機能チャートより

<4435> カオナビ 1701 +42
反発。本日、三菱UFJ信託銀行が「カオナビ」を導入したことを発表し、好材料視されている。「カオナビ」は社員の個性・才能を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステムで、最適な人材配置やリスキリング推進といった戦略的なタレントマネジメント業務を可能にする。三菱UFJ信託銀行は、従業員のスキル管理の高度化や、事業部門と共に人事運営を行うことを可能とするため導入を決めたという。今後は、重要ポストのサクセッション等に活用するなど、さらなる展開も検討されている。

<6177> AppBank 118 +30
ストップ高。15日の取引終了後、24年12月期第2四半期決算の紹介記事が、SNS時代の個人投資家向けメディア「ティッカートーク」内で掲載されたと発表し、好感されている。記事のタイトルは「売上高は前四半期比2.8倍を実現、戦略的パートナーと共創し「第二創業期」としての収益のV字回復の序章が始まった」となっている。また併せて、メディアプラットフォーム「note」内の「IR note マガジン」にも決算資料に関する補足情報も記載する形で記事を公開したことを発表している。

<5587> インバウンドPF 718 +44
反発。15日の取引終了後、今期中のサービスリリースを目途に、新たに飲食店のクーポン付き予約プラットフォームの開発を開始したと発表し、好材料視されている。本取組により、webメディアや各種サービスを通じて訪日外国人に向けたアプローチを行うことで、飲食店へのインバウンド集客および予約管理業務を支援するとともに、訪日外国人が日本での食体験の「探す・予約する」を安心してスムーズに行うことができる環境づくりを進めるとしている。

<5888> ダイワサイクル 2808 -322
大幅反落。25年1月期7月度の売上速報を発表した。7月は、土日の数が2日少なくかつ棚卸により営業日数が1日少なかったものの(一部店舗を除く)、引き続き人材育成に注力したことが実を結び、全店売上高は前年同月比107.5%、既存店売上高は前年同月比102.2%と好調に推移した。直営店を2店舗新規出店し、退店はなく、店舗数も順調に伸ばしているが、売上高の伸びの鈍化を嫌気して、売りが優勢となっているようだ。

<4374> ロボペイ 2460 -48
続落。生成AIに特化したソリューションを提供する東京大学松尾研究室発のスタートアップであるneoAIと業務提携を行い、同社の持つ決済データを活用した予測モデルの構築検証を開始したと発表し、これを好感した買いが先行も、伸びきれずマイナス圏に転落。保有している多くの決済データを活用した予測モデルの構築を行うことで、従来提供しているサービスの精度向上や、予測モデルに留まらない生成AIを活用した経理業務負荷軽減、パーソナライズドマーケティングなどの新たな価値提供が可能になるとしている。

<9258> CS-C 396 +29
続伸。15日受付けで光通信が財務省に大量保有報告書(5%ルール)を提出したことを受け、これを好感した買いが先行している。報告書によれば、光通信の同社の株式保有比率は5.01%となり、新たに5%を超えたことが判明した。保有株式数は330,400株、報告義務発生日は8月7日となっている。
《ST》

 提供:フィスコ

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