【市況】8月15日のNY為替概況
米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円19銭から149円32銭まで上昇し、引けた。
米7月小売売上高で昨年1月来で最大の伸びになったほか、先週分新規失業保険申請件数が予想を下回り消費や労働市場の底堅さが証明され、景気の急減速懸念が後退し、金利上昇に伴いドル買いが強まった。また、リスク選好の円売りも強まった。
ユーロ・ドルは1.1014ドルから1.0950ドルまで下落し、引けた。
ユーロ・円は、162円11銭から163円73銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは1.2870ドルから1.2799ドルまで下落後、1.2872ドルまで上昇。英国の国内総生産(GDP)での成長を好感したポンド買いも見られ底堅く推移。
ドル・スイスは0.8660フランから0.8749フランまで上昇した。
[経済指標]
・米・7月小売売上高:前月比+1.0%(予想:+0.4%、6月:-0.2%←0.0%)
・米・7月小売売上高(自動車除く):前月比+0.4%(予想:+0.1%、6月:+0.5%←+0.4%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:22.7万件(予想:23.5万件、前回:23.4万件←23.3万件)
・米・失業保険継続受給者数:186.4万人(予想:187.0万人、前回:187.1万人←187.5万人)
・米・8月フィラデルフィア連銀景況指数:-7.0(5.2、7月13.9)
・米・7月輸入物価指数:前月比+0.1%(予想:-0.1%、6月:0.0%)
・米・8月NY連銀製造業景気指数:―4.7(予想:-6.0、7月:-6.6)
・米・6月企業在庫:前月比+0.3%(予想:+0.3%、5月:+0.5%)
・米・8月NAHB住宅市場指数:39(予想:43、7月:41←42)
・米・7月設備稼働率:77.8%(予想:78.5%、6月:78.4%←78.8%)
・米・7月鉱工業生産:前月比―0.6%(予想:-0.3%、6月:+0.3%←+0.6%)
《KY》
提供:フィスコ