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【材料】富士ソフト---2Qは増収増益、主力のSI事業が2ケタ増益に

富士ソフト <日足> 「株探」多機能チャートより

富士ソフト<9749>は8日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.0%増の1,590.44億円、営業利益が同9.3%増の106.98億円、経常利益が同3.4%増の105.13億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同101.4%増の122.09億円となった。

SI(システムインテグレーション)事業の売上高は前年同期比5.3%増の1,507.53億円、営業利益は同14.3%増の102.08億円となった。組込系/制御系ソフトウェアは、社会インフラ系の開発案件の減少があるものの、自動車関連においてEV関連、ADAS/自動運転分野が好調に推移したこと等により増収・増益となった。業務系ソフトウェアは、不採算案件の影響はあったものの、製造業の業務システム開発や流通・サービスのEC関連・POS関連案件等を中心に、各分野が好調に推移したこと等により増収・増益となった。プロダクト・サービスは、CAE関連案件は増加したものの、子会社のセグメント変更及び他社製品販売が減少したことにより減収・減益となった。アウトソーシングは、運用・保守案件の減少等により減収となり、営業利益は、小売業向け運用・保守案件の生産性改善等により増益した。

ファシリティ事業の売上高は前年同期比1.9%減の14.33億円、営業利益は同74.5%減の1.22億円となった。

その他の売上高は前年同期比0.2%減の68.56億円、営業利益は同2.0%減の3.66億円となった。

2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の3,150.00億円、営業利益が同6.4%増の220.00億円、経常利益が同10.8%増の218.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同77.2%増の210.00億円とする期初計画を据え置いている。

また、同日「FK株式会社による当社株券等に対する公開買付けの開始予定に関する賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ」を公表した。これに伴い、期末配当について前回予想の1株当たり42.00円から無配とすることを発表している。

《SO》

 提供:フィスコ

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