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【材料】ルーメンが決算受け本日も大幅高 通期のFCFの見通しを大幅に上方修正=米国株個別

(NY時間10:31)(日本時間23:31)
ルーメン<LUMN> 6.43(+1.43 +28.50%)

 通信設備のルーメン・テクノロジーズ<LUMN>が本日も大幅高。前日はAI需要により50億ドルの新規事業が創出され、さらに追加で70億ドル規模の事業についても交渉中だと発表したことから株価は急伸していたが、本日は前日引け後に発表した決算を受けて再び急伸している。通期のフリーキャッシュフロー(FCF)の見通しを大幅に上方修正したことが好感されている模様。

 アナリストからの投資判断引き上げも相次いでいる。マイクロソフト<MSFT>を顧客とする同社の最新の決算は、全体から見れば比較的小規模だが、同社の有意義な成長機会が反映されたと見ていると述べた。

 また、今回の発表により、同社は明確かつ長期的なキャッシュフローの流れを得ることができる。このキャッシュフローが正味現在価値(NPV)をプラスにし、株価は以前考えていたよりも高いマルチプルを維持すると見ているとも語った。

【企業概要】
 世界各国の企業・公的機関・通信会社向けに、通信設備ベースのテクノロジーおよび関連製品とサービスを提供する。地上光ファイバー長距離ネットワークは、自社が運営する大都市ファイバーネットワークに接続し、長距離データ転送、エッジクラウド、セキュリティ、マネージドサービス機能など顧客のニーズに応える。

(4-6月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.13ドル(予想:-0.06ドル)
・売上高:32.7億ドル(予想:32.5億ドル)
  ・大企業:8.37億ドル(予想:9.43億ドル)
  ・中堅企業:4.78億ドル(予想:4.84億ドル)
  ・ホールセール:7.23億ドル(予想:7.19億ドル)
  ・マスマーケット:6.91億ドル(予想:6.87億ドル)
 ・ビジネス:25.8億ドル(予想:25.4億ドル)
・EBITDA(調整後):10.1億ドル(予想:10.2億ドル)
・FCF(調整後):-1.56億ドル
・資本支出:7.53億ドル(予想:7.05億ドル)

(通期見通し)
・FCF(調整後):10~12億ドル(従来:1~3億ドル)(予想:2.17億ドル)
・EBITDA(調整後):39~40億ドル(従来:41~43億ドル)(予想:40.3億ドル)
・資本支出:31~33億ドル(従来:27~29億ドル)(予想:27.8億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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