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【材料】中部鋼鈑---1Q鉄鋼関連事業を除く3事業が増収

中部鋼鈑 <日足> 「株探」多機能チャートより

中部鋼鈑<5461>は6日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.1%減の174.87億円、営業利益が同17.6%減の28.00億円、経常利益が同17.4%減の28.68億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.4%減の20.44億円となった。

鉄鋼関連事業の売上高は前年同期比15.89億円減の168.42億円、セグメント利益(営業利益)は同5.99億円減の27.15億円となった。主要製品である厚板の販売価格が、今期に入り値上げを進めているものの、前年下期にかけて下落した影響で前年同期を下回り、販売数量も減少した。

レンタル事業の売上高は同0.10億円増の1.84億円、セグメント利益(営業利益)は同0.02億円減の0.14億円となった。厨房用グリスフィルターのレンタル枚数増加と厨房設備メンテナンスの受注増加により増収となったものの、人件費の増加等により減益となった。

物流事業の売上高は同0.01億円増の1.44億円、セグメント利益(営業利益)は同0.00億円増の0.53億円となった。危険物倉庫の取扱量が引き続き高水準で推移した。

エンジニアリング事業の売上高は同0.29億円増の3.16億円、セグメント損失(営業損失)は0.03億円(前年同期は0.09億円の損失)となった。設備製作・修繕工事案件を着実に積み上げた。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.3%増の680.00億円、営業利益が同8.9%減の95.00億円、経常利益が同11.0%減の91.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.5%減の61.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SO》

 提供:フィスコ

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