【材料】サンリオが25年3月期業績・配当予想を上方修正、店舗やテーマパークの客数増加
サンリオ <日足> 「株探」多機能チャートより
今期の売上高予想はこれまでの見通しから90億円増額して1193億円(同19.3%増)とした。国内での店舗・テーマパークでは国内客や外国人観光客の人流が活発化し、客数が大きく伸びた。ライセンス事業では北米や中国での業績がけん引役となり売上高が想定を上回って推移しており、通期の業績予想に織り込んだ。
4~6月期の売上高は前年同期比42.3%増の289億1100万円、最終利益は同2.1倍の102億9600万円となった。あわせて同社は5月に公表した株主優待における長期保有制度の具体的な内容を決めたと発表。テーマパーク共通優待券や株主優待券に加え、300株以上を3年以上継続保有する株主に対し、保有株式数に応じて株主限定のアクリルスタンドやぬいぐるみなどを贈呈する。
出所:MINKABU PRESS