【材料】四国化HDが後場に上げ幅拡大、24年12月期は一転最高益更新見通しで配当予想増額
四国化HD <日足> 「株探」多機能チャートより
想定為替レートを円安方向に見直した。化学品事業の計画が想定以上に進捗しているほか、為替差益や政策保有株式の売却に伴う投資有価証券売却益の発生が見込まれるため、影響を業績予想に反映した。また株主還元について、連結業績を基準に配当性向30%、総還元性向50%を目指すといったこれまでの方針に加え、株主資本配当率(DOE)3%を配当額の決定指標として新たに設定したと開示した。公平な利益還元の観点から株主優待制度は昨年12月末を基準日とする優待品の進呈をもって廃止し、配当や自己株式取得などによる利益還元に集約する。
出所:MINKABU PRESS