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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 郵船、JMHD、インソース (22日大引け後 発表分)

郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより

 7月22日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 郵船 <9101> [東証P]  ★今期経常を一転57%増益に上方修正
 ◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の2500億円→4100億円に64.0%上方修正。従来の4.3%減益予想から一転して56.9%増益見通しとなった。
 中東情勢の緊迫で喜望峰ルートの利用によるコンテナ船の需給逼迫などを背景に運賃市況が想定を上回る中、コンテナ船事業を運営する持分法適用会社のオーシャン・ネットワーク・エクスプレスの収支が良化することが経常利益を押し上げる。物流事業と不定期専用船事業の堅調な市況や円安進行も収益拡大に寄与する。
 予想PERが従来の8.5→5.2倍に低下しており、割安感がさらに強まった。

 JMHD <3539> [東証P] ★今期経常最高益予想を18%上乗せ
 24年7月期の連結経常利益を従来予想の78.4億円→92.5億円に18.0%上方修正。増益率が5.7%増→24.7%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。スーパーマーケット事業と外食事業の既存店売上がともに好調で全体の売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。

 インソース <6200> [東証P] ★今期経常最高益予想を4%上乗せ、配当も4.5円増額
 24年9月期第3四半期累計(23年10月-24年6月)の連結経常利益は前年同期比26.4%増の35.4億円に伸びて着地。併せて、通期の同利益を従来予想の45.8億円→47.7億円に4.0%上方修正。増益率が16.5%増→21.2%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。官公庁・公的機関向けITサービス事業や公開講座事業、民間向け動画・eラーニング事業の売上が計画を上回ることが寄与する。販管費率の低下も利益上振れに貢献する。
 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→19.5円(前期は13円)に大幅増額修正した。

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