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【市況】東京株式(前引け)=大幅続落、米株安受け下値模索続く

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 22日前引けの日経平均株価は前営業日比469円98銭安の3万9593円81銭と大幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は7億682万株、売買代金概算は1兆6847億円。値上がり銘柄数は311、対して値下がり銘柄数は1294、変わらずは40銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスク回避の売り圧力が強まり、日経平均株価は大幅続落。前週末の米国株市場が景気敏感株や半導体関連株などを中心にリスク回避ムードの強い地合いだったことで、投資家心理が冷やされている。今月12日以降は急速に値を崩す展開を強いられ、前週末までの直近5営業日で日経平均は差し引き2000円以上も値を下げていた。そのため売り一巡後は買い戻しや押し目買いも観測されたが、上値も重く戻し切れず、前引けにかけて売り直された。個別株も全体の8割近くが値を下げている。

 個別では断トツの売買代金をこなしたディスコ<6146>が値を下げたほか、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。キーエンス<6861>が安く、川崎重工業<7012>も売りに押された。ミガロホールディングス<5535>は急落となった。半面、帝人<3401>が活況高となり、JR九州<9142>の上げ足も目立つ。ティーガイア<3738>が値を飛ばし、ギフトホールディングス<9279>、コスモス薬品<3349>なども大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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